急行の準急への格下げとは? わかりやすく解説

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急行の準急への格下げ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 05:51 UTC 版)

準急列車」の記事における「急行の準急への格下げ」の解説

なお、急行列車一部区間のみ「準急」として運行する事例存在した。この場合料金は、急行区間のみを利用する場合急行料金を、準急区間のみを利用する場合準急料金を、急行区間準急区間を跨って利用する場合は全乗車区間営業キロ対応する急行料金それぞれ徴収していた。 この初例としては、1949年函館駅 - 釧路駅間で運行開始した急行3・4列車であり、函館駅 - 札幌駅間は急行列車として運行し札幌駅 - 釧路駅間は準急列車として運行していた。なお、この列車1950年には全区間急行として運行されるようになり、1951年には列車愛称として「まりも」が付与された。 函館本線運行した急行列車あかしあ」は当初函館駅 - 札幌駅間を運行する急行列車として設定されたが、運行区間旭川駅まで延長した際に従来小樽駅 - 旭川駅間を運行していた準急列車石狩」のダイヤ踏襲する関係から小樽駅を境に函館駅 - 小樽駅間を急行列車小樽駅 - 旭川駅間を準急列車扱いとした。このため函館駅 - 旭川駅間など小樽駅通過して乗車する際には「急行・準急券」が発行された。 詳細は「ニセコライナー#函館本線長万部 - 小樽間)間における優等列車の沿革」を参照 また、こうした施策支線直通急行列車用いられることが多かった。たとえば、中央本線運行していた急行天竜」は、中央本線内(新宿 - 辰野間)は急行飯田線内(辰野 - 天竜峡間)は準急となっていた。また、急行白馬」は、中央本線篠ノ井線内(新宿 - 松本間)は急行大糸線内(松本 - 信濃森上間)は準急となっていた。 詳細は「あずさ_(列車)#戦後の展開」を参照

※この「急行の準急への格下げ」の解説は、「準急列車」の解説の一部です。
「急行の準急への格下げ」を含む「準急列車」の記事については、「準急列車」の概要を参照ください。

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