忍者部隊月光とは? わかりやすく解説

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忍者部隊月光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 03:42 UTC 版)

忍者部隊月光』(にんじゃぶたい げっこう)は、1964年1月3日から1966年10月2日まで[注 1]フジテレビ系で全130話が放送された、国際放映製作の特撮番組。モノクロ作品。吉田竜夫の漫画『少年忍者部隊月光』を原作として、時代を第二次世界大戦中から現代に、主人公たちの年齢を少年から青年に置きかえている[1][2]。第118話からは『新忍者部隊月光』(しんにんじゃぶたいげっこう)と題して放送されていた[1][2]


注釈

  1. ^ 1966年4月 - 6月は中断。
  2. ^ 網目の粗いものと細かいもの、ネットそのものがない迷彩仕様のものが存在。
  3. ^ 初期のみ、夜間任務用の黒装束スタイルなども存在した。
  4. ^ 初期のオープニング冒頭では、ダムの向こうにいる敵を拳銃で撃ち倒した三日月(女性隊員)に月光が「馬鹿、撃つ奴があるか!拳銃は最後の武器だ」と一喝する場面がある。
  5. ^ 訓練所が敵に襲われ、隊員に犠牲者が出るエピソードが存在する。
  6. ^ 終盤近くになって「あけぼの機関」から、忍者部隊へ命令、指令ではなく協力要請がなされ、月光が一度はそれを断る場面がある。
  7. ^ 劇場版の声は担当していない。
  8. ^ 中国新聞』1965年12月24日付朝刊、テレビ欄。同日時点では、当時日本テレビ系列とのクロスネットながら本来のフジテレビ系列局だった広島テレビで同時間帯に『日清ちびっこのどじまん』が放送され、フジテレビ制作の番組で裏表となった。
  9. ^ 東映はこれ以前にも、『月光仮面』などの他社制作人気テレビ作品を映画化したことがある。
  10. ^ 当時は映画化すると、制作会社やスタッフ、キャストが変更になることが珍しくなく、ラジオ時代から続く放送ドラマの映画化の歴史の中でも、この年(1964年)まで実現していなかった[14]
  11. ^ M3号役の浜村美智子はビールとおつまみをもって乗車。

出典

  1. ^ a b c d 全怪獣怪人』 上巻、勁文社、1990年3月24日、68頁。ISBN 4-7669-0962-3。C0676。 
  2. ^ a b c d 竹書房/イオン編 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、54頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。 
  3. ^ a b 宇宙船』 Vol.12、朝日ソノラマ、1982年、58頁。
  4. ^ 『宇宙船』 Vol.12、53頁。
  5. ^ a b 『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、156頁。ISBN 4766927060 
  6. ^ a b 『宇宙船』 Vol.12、52頁。
  7. ^ 石橋春海 2013, p. 81.
  8. ^ a b 腹巻猫&宙明サウンド研究会『スーパーアニソン作曲家 渡辺宙明大全』辰巳出版、2019年、217頁頁。ISBN 978-4-7778-2364-2 
  9. ^ 朝日新聞』1964年7月4日付朝刊20面、田辺製薬広告。
  10. ^ a b c 河北新報』1965年4月2日 - 4月30日、12月3日 - 12月31日付朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 福島民報』1964年1月3日 - 1966年3月31日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 『福島民報』1964年1月3日 - 5月29日付朝刊、テレビ欄。
  13. ^ a b c 『北國新聞』1965年4月9日付朝刊、テレビ欄。
  14. ^ 『劇場版 忍者部隊月光オリジナルサウンドトラック』(サウンドトラックラボラトリー・2014年7月)解説書より
  15. ^ [1]
  16. ^ 石橋春海 2013, p. 82.
  17. ^ a b c 石橋春海 2013, pp. 84–85, 水木襄 再録インタビューとその後(ミリオン出版「ズームイン」1985年4月号より再録)
  18. ^ 石橋春海 2013, p. 83.
  19. ^ CD『忍者部隊月光 音楽作戦Vol.1』(サウンドトラックラボラトリー・2014年5月)解説書より。
  20. ^ PHANTOM AGENTS 1960年代の日本のアニメ、特撮番組を紹介するオーストラリアのウェブサイト内のページ。当時の視聴者から感想や思い出などのコメントが寄せられている。
  21. ^ 『別冊映画秘宝 ウルトラセブン研究読本』(洋泉社・2012年)168頁
  22. ^ 『宇宙船』 Vol.12、59頁。
  23. ^ a b 「2000TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 2001』朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、2001年4月30日、66頁。雑誌コード:01844-04。 
  24. ^ a b 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、169頁、雑誌コード:01843-05。 


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