復活ライブでのパフォーマンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/23 15:52 UTC 版)
「銀河系の歌」の記事における「復活ライブでのパフォーマンス」の解説
2014年には、この曲がモンティ・パイソンの「お別れライブ」こと『モンティ・パイソン 復活ライブ!』Monty Python Live (mostly) で再演された。前のスケッチ「スペイン宗教裁判」で登場した枢機卿たちが冷蔵庫を開けると、中からピンクのモーニングコートを着たアイドルが現れる。彼は前のスケッチで登場した老婦人(キャロル・クリーヴランド)の手を取り、この曲を歌いながら踊り出す。2人が踊っている間、画面には太陽系など銀河系の星々を映すアニメーションが流されている。曲が終了すると、ブライアン・コックスが画面上に現れ、ケンブリッジ大学の一角で歌詞が科学的に不正確だと指摘し始めるが、後ろから電動車椅子で走ってきたスティーヴン・ホーキングにはねられてしまう。ホーキングはコックスをはねた後宇宙へ向かい、自分で『銀河系の歌』を歌い始める。 ライブ最終日の公演にはホーキングが来場しており、日本で発売されているディスクでは、スケッチ後に彼が観客の歓声に応じる姿を見ることができる。またスケッチでアイドルとクリーヴランドが2人で踊るシーンは、元スケッチでのCGアニメーション部分に相当する。 ホーキングは元々モンティ・パイソンの大ファンであり、アイドルがライブへの出演を持ちかけたところ1分で快諾したという。また自分が日常使用している電子音声を提供し、映像用の曲収録に協力している。 復活ライブで用いられたホーキングの電子音声版『銀河系の歌』は、2015年4月に、配信・ビニルの2タイプで発売された。これに先立ち、2015年4月13日には、モンティ・パイソンのYouTube公式アカウントでミュージックビデオが公開された。この動画では、特別映像のメイキングや、ライブのハイライト映像、更にグレアム・チャップマンなども登場する過去のアーカイヴ映像がミックスされている。発売に合わせて特設サイトもオープンしており、ホーキングのアイコンを使って小惑星を撃ち落とすゲームが公開された。
※この「復活ライブでのパフォーマンス」の解説は、「銀河系の歌」の解説の一部です。
「復活ライブでのパフォーマンス」を含む「銀河系の歌」の記事については、「銀河系の歌」の概要を参照ください。
- 復活ライブでのパフォーマンスのページへのリンク