御手杵
御手杵
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御手杵(おてぎね)または御手杵の槍(おてぎねのやり)[1]は、「天下三槍」と呼ばれた名槍の1つ。室町時代に下総国結城の大名・結城晴朝が作らせ、その養嗣子・結城秀康(実父・徳川家康)に伝わり、秀康の五男で結城氏の名跡を継いだ直基の子孫、松平大和守家(前橋・川越松平家)が受け継いだ。駿河国嶋田の刀工、五条義助が鍛えた大身槍である。
- ^ 『第二回 日本名宝展覧会目録 並解説』 読売新聞社、1930年4月19日、64頁。 NCID BA34435788 。
- ^ “復元「御手杵の槍」島田に里帰り 17、18日展示”. 静岡新聞. (2015年10月6日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。 2015年10月11日閲覧。
- ^ 島田市博物館 『「音に聞こゆる」特設サイト』。 オリジナルの2017年3月1日時点によるアーカイブ 。2017年3月1日閲覧。
- ^ 「結城蔵美館『御手杵の槍』根強い人気 再訪者も」 『茨城新聞クロスアイ』 、2019年1月9日。 オリジナルの2019年2月17日時点によるアーカイブ 。2019年10月22日閲覧。
- ^ 『義助(よしすけ)について』刀剣類 - 島田市博物館
- ^ a b “天下三名槍「御手杵」復元 東松山の郷土史家ら「刀剣女子」魅了”. 東京新聞 (2015年12月17日). 2016年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月4日閲覧。
- ^ 最上義光歴史館 「刀鍛冶の作業場に潜入!」 『山形市最上義光歴史館ブログ【棗の記】』 40巻、2016年10月20日。 オリジナルの2018年4月27日時点によるアーカイブ 。
- ^ 前橋市 『『刀匠 上林恒平作「御手杵の槍」(写し)の完成品を初披露予定!「第2回前橋藩主・松平大和守家顕彰祭」を開催します』』、2018年4月23日。 オリジナルの2018年5月3日時点によるアーカイブ 。2019年10月22日閲覧。
- 1 御手杵とは
- 2 御手杵の概要
- 3 鍛造の写しによる復元
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