後志国とは? わかりやすく解説

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しりべし‐の‐くに【後志国】

読み方:しりべしのくに

後志[一]


後志国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/12 06:08 UTC 版)


後志国(しりべしのくに)は、大宝律令国郡里制を踏襲し戊辰戦争箱館戦争)終結直後に制定された日本の地方区分のの一つである。別称は後州。五畿八道のうち北海道 (令制)に含まれた。国名の由来は、阿倍比羅夫が郡領を置いた後方羊蹄(しりべし)の語音にちなみ、後志国を流れる尻別川のアイヌ語「シリ・ペッ」(山の・川)を採り、音訳して後志としたもの。命名者は松浦武四郎道南から道央にかけての地域に位置し、現在の後志総合振興局管内のうち虻田郡小樽市銭函4~5丁目相当区域を除いた大部分と、檜山振興局管内のせたな町以北および奥尻島にあたる。


注釈

  1. ^ 地方史研究所編「余市」に瀧川政次郎「後方羊蹄」=余市説
  2. ^ 金田一京助の説

出典

  1. ^ 西鶴定嘉 「樺太の栞」
  2. ^ 瀬川拓郎 『アイヌの歴史 - 海と宝のノマド』 講談社、2007年、227頁。
  3. ^ 瀬川拓郎 『アイヌの歴史 - 海と宝のノマド』 講談社、2007年、226頁。
  4. ^ 榎森進 『アイヌ民族の歴史』 草風館、2015年、44-45頁。
  5. ^ 『北海道道路誌』北海道庁 大正14年(1925年)6月10日出版


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