彼らのロケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 08:07 UTC 版)
直径36センチ、全長3メートル、重量200キログラム、三段式でペイロードは100グラムで航続距離は1500キロメートル。このロケットは宇宙機エンジニアの野田篤司が詳細に検討し、設計したものであり実現可能な最小のロケットを目指して考案されている。 また、堀江貴文がスポンサーとなり開発グループ「なつのロケット団」を設けたSNS株式会社(現・インターステラテクノロジズ株式会社)は、本作の元となった野田篤司の小型ロケットシステムの構想を元にして小型ロケットの開発を行い、2014年頃の軌道投入用の小型ロケットの実用化を目標としていたが、2019年5月4日、開発したMOMO3号機が日本の民間ロケットとしては初めて宇宙空間に到達した。ちなみに、「なつのロケット団」の名称は、本作に由来するものである。
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