形状・立地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/03 06:31 UTC 版)
バラド=ドゥーアはゴルゴロス高原に突き出たエレド・リスイ(Ered Lithui、灰の山脈)の支脈の先端部に建造された、城壁に城壁を重ね、胸壁に胸壁を重ねた、無数の尖塔と一際高い塔で構成されている要塞である。その堅固さは測り難く、黒々としており、鉄や鋼鉄・アダマント(邦訳では不壊石とされている)から成っている。普段はサウロンが座している玉座から生み出される暗黒と靄に覆われており、その全貌を窺い知ることは出来ない。 約48kmほど西に離れている滅びの山とは西門から伸びるサウロンの道路で繋がっており、他にもアイゼン口(カラヒ・アングレン)やミナス・モルグルにまで達するモルグル道路とも結ばれている。黒門から見ると約161km南東の部分にある。 バラド=ドゥーアの最も高い尖塔にサウロンの居所があり、そこには「眼の窓」と呼ばれる開口部がある。これはサンマス・ナウアの入り口と丁度向かい合うようになっている。このことからバラド=ドゥーアの最も高い塔は最低でも900m以上はあることがわかる。要塞内部には武器庫、牢獄、大工炉などが存在しており、第三紀の中つ国における最大の城塞である。
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