引掛桟瓦とは? わかりやすく解説

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引掛桟瓦(ひっかけさんがわら)

桟瓦の裏面の尻の部分突起をつけて瓦がずり落ちないように工夫した瓦で、明治初め頃に工部省営繕課によって考案されたものである


引掛桟瓦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 09:56 UTC 版)

瓦葺き」の記事における「引掛桟瓦」の解説

引掛桟瓦は、明治初期考案されたもので、元となった桟瓦の裏桟木引掛けるための突起がつき、瓦がずれるのを防ぐ役割をもつ。元々の桟瓦坊主などとも呼ばれている。野地板の上に、アスファルトルーフィングなどの防水材を張り広小舞の上瓦座、そこからほぼ等間隔に細い小材(瓦桟)を瓦のサイズ合わせて平行に打ち付けその上に瓦を葺いていく。軒や螻羽(けらば)の瓦にはそれぞれ2枚通り以上1枚ごとに銅線釘で野地板固定する必要がある。棟には棟木打ち付けた銅線引っ張り出しておき、下から、のし瓦、ガンブリ瓦を順に乗せていき、予め出しておいた銅線固定する。のしと平瓦接す部分は、防水のため、面戸瓦漆喰などで塞ぐ必要がある

※この「引掛桟瓦」の解説は、「瓦葺き」の解説の一部です。
「引掛桟瓦」を含む「瓦葺き」の記事については、「瓦葺き」の概要を参照ください。

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