平成一号【ヘイセイイチゴウ】(野菜)
登録番号 | 第15408号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | わさび | |
登録品種の名称及びその読み | 平成一号 よみ:ヘイセイイチゴウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鈴木丑三 | |
品種登録者の住所 | 静岡県伊豆市湯ケ島27-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鈴木丑三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、静岡県在来後代の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、草丈が中で、根茎が総太の水わさびである。草姿は開、草丈は中、葉形は丸、葉色は緑、主茎展開葉数は多、1株総展開葉数は中、葉縁の鋸歯の密度は粗、展葉の早晩は中、葉柄断面の形は丸、葉柄の長さはかなり長、基部の幅はやや広、色はやや淡緑、アントシアニンの有無は無である。根茎の形は総太、太さは太、長さは長、根茎表皮の色は緑、根茎切断面のアントシアニン着色の有無は無、花茎痕の大きさは小、高さは中である。根茎肥大の早晩は早、根数は少、根茎及び葉柄の辛味の程度はやや弱、根茎すりおろし時の色は淡緑、粘りの程度はやや強である。開花の早晩は晩、花茎数は中、分げつ性は少である。「真妻」及び静岡県在来と比較して、葉柄にアントシアニンが無いこと、根茎の肥大が早いこと、分げつ性が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に育成者のほ場(静岡県伊豆市)において、静岡県在来後代の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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