川原寺

デジタル大辞泉

かわら‐でら〔かはら‐〕【川原寺】

読み方：かわらでら

奈良県高市郡明日香(あすか)村にある真言宗豊山派の寺。山号は仏陀山。創建は奈良時代以前。斉明天皇の川原宮あとに建てられたという。大宝（701〜704）ごろに栄えたが、平安時代以降は荒廃した。河原寺。弘福寺(ぐふくじ)。

世界宗教用語大事典

かわはらでら 【川原寺】

→ 川原寺

かわらでら 【川原寺】

奈良県高市郡明日香村川原にある真言宗豊山派の寺。正名は仏陀山東南院弘福寺。飛鳥時代の開創で、天武天皇はじめ朝廷の崇敬が厚かった。六七三（天武天皇一）年、日本最初の一切経写経が行われた。当時は大官大寺（大安寺）・飛鳥寺と共に三大寺の一つ。平安期に真言宗となる。→ 写経

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川原寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/11 05:57 UTC 版)

川原寺（かわらでら）は、飛鳥（現・奈良県高市郡明日香村川原）にあった仏教寺院。跡地は国の史跡に指定されている。