尿素窒素

デジタル大辞泉

にょうそ‐ちっそ〔ネウソ‐〕【尿素窒素】

読み方：にょうそちっそ

尿素に含まれる窒素。血液中尿素窒素のこと。

PDQ®がん用語辞書

尿素窒素

【仮名】にょうそちっそ
【原文】urea nitrogen

血液中に含まれる窒素のうち尿素（肝臓での蛋白の分解により生成される物質）に由来するもののこと。尿素は腎臓において血液中から濾し取られ、尿中に送り出される。血液中の尿素窒素が高値となることは、腎臓の異常の徴候である可能性がある。「blood urea nitrogen（血中尿素窒素）」、「bun」とも呼ばれる。

生活習慣病用語辞典

尿素窒素(BUN)【にょうそちっそ】

主に腎機能の指標に用いられる検査のこと。たんぱく質が分解されるときにできる老廃物で、大部分は尿中に排泄されます。しかし腎機能が低下すると、血液中の尿素窒素をうまくろ過・排泄できないため、この値が高くなります。QUPiOでは8.0～20mg/dlを正常値としています。

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尿素窒素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/01/03 14:32 UTC 版)

尿素窒素（にょうそちっそ、Urea nitrogen; UN）は、尿素由来の窒素量を示す単位である。尿素1分子は、窒素原子を2つ含んでいるため、1molの尿素＝60gは、尿素窒素28gに相当する。臨床検査項目の一つ。主に肝臓や腎臓の状態を検査するために用いられ、一般に単位はmg/dLが用いられる。