こけいらん (小蕙蘭)
●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、台湾、サハリン、カムチャッカ半島に分布しています。山地のやや湿った林内に生え、高さは30~40センチになります。偽鱗茎は卵形で、披針形の葉を2個だします。5月から6月ごろ、花茎を伸ばして総状花序をつけ、黄褐色と白色の花をいっぱいに咲かせます。和名は、中国の「けいらん(蕙蘭)」の仲間に似て、小さいことから。別名で「ささえびね(笹海老根)」とも呼ばれます。
●ラン科コケイラン属の多年草で、学名は Oreorchis patens。英名はありません。
ランのほかの用語一覧
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コクレアンテス: | コクレアンテス・アマゾニカ |
コケイラン: | 小蕙蘭 |
サワラン: | 沢蘭 |
シクノチェス: | シクノチェス・クロロキロン シクノチェス・ロディゲシー |
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