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寿老人留守模様図笄

じゅろうじんるすもようずこうがい

江戸後期
朧銀鋤下彫色絵
長さ211ミリ幅;12.5ミリ

長寿を意味する蝙蝠霊芝は、寿老人随伴する事物として鹿と共に描かれることが多い。ここに紹介する笄は、敢えて寿老人を描かずに蝙蝠霊芝のみを図に採ることによって、その意味を知る者に寿老人存在をより強く意識させるという留守模様の手を以て表わした作。渋い色合い朧銀地を磨地に仕上げ高彫赤銅色絵微細毛彫により蝙蝠写実表現し、裏面には鋤下彫の手法によって独特の奇態を見せる霊芝を描き、素銅と銀の色絵加えて象徴的表現している。大月光弘は光興嫡子で、寛政七年生まれ。父同様に江戸時代後期京都を代表する名工である。
寿老人留守模様図笄






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