実範とは? わかりやすく解説

じつはん 【実範】

ジチハン・ジッパンとも。平安後期真言宗僧。京都の人。大和中川寺を建て、唐招提寺復興をはかり受戒規則作り念仏勧めた。著『東大寺戒壇院受戒式』他。(?~一一四四

実範

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/10 08:13 UTC 版)

実範(しっぱん、? - 1144年天養元年))は、平安時代後期の。戒律の復興者。父は参議藤原顕実。字は本願。蓮光少将上人・中川中将上人・中川律師とも称される。


  1. ^ 1103年(康和5年)8月4日に、「高野贈大僧正遺誠」を書写したという奥書が知られている。また1110年(天仁3年)1月8日、宮中真言院における後七日御修法に、阿闍梨範俊に従って出仕した記録がある。
  2. ^ 初投興福寺学相宗,又如醍醐寺稟密法于厳覚
  3. ^ 初範在忍辱山 採花至中川山 見地勝形 申官建伽藍 名曰成身院
  4. ^ 長西録』による。散逸したものを含む。
  5. ^ 龍谷大学図書館に所蔵されている文献『念仏式』(長承4年書写)が、この写本とされる。
  1. ^ 佐藤哲英 1965, pp. 152–153.
  2. ^ a b c 佐藤哲英 1965, pp. 21–52.
  3. ^ 石田瑞麿 1963, pp. 76–85.
  4. ^ 国史大辞典.


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