安富桜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 01:21 UTC 版)
敷地内の前庭には、「安富桜」(やすとみざくら)と呼ばれるエドヒガンの一本桜がある。「安富桜」は飯田市を代表する名木であるとされ、「長姫(おさひめ)のエドヒガン」という名称で長野県指定文化財(天然記念物)に指定されている。胸高周囲は6m、樹高は20m。飯田藩初代藩主堀親昌の時代に植えられたとされ、推定樹齢は「2009年時点で450年」とも、「2010年時点で400年」とも。この敷地はかつての飯田城二の丸であり、飯田藩家老の安富氏の屋敷の庭に相当するため、近年になって「安富桜」と呼ばれるようになった。1921年から1982年まではこの地に長野県飯田長姫高校(現在は移転・統合して長野県飯田OIDE長姫高校に)があり、校庭にある大木として生徒に愛された。例年飯田市ホームページ「さくらさく」にて、開花情報が発表される。
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