インデント
【英】indent, indentation
インデントとは、テキストエディタやワープロソフトなどの文書作成ソフトウェアや統合開発環境(IDE)、DTPソフトに備わっている字下げ機能、もしくは、字下げ行為のことである。
インデントは、文字列の特定部分における開始位置をずらすことであり、文章やプログラムなどを見やすくしたり、読みやすくしたりするために用いられる。位置をずらすには、スペース(空白)やタブを挿入する他に、入力エリアそのものをずらす場合もある。
インデントは、日本語や英語などのように左から右への横組文章の場合は右方向、アラビア語など右から左への横組文章の場合は左方向へずらす。
字下げ
字下げ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 22:53 UTC 版)
字下げスタイルは、制御構造やブロック(複文)を識別し易くする。構文規則上、begin 〜 end のキーワードや、波括弧でブロックの範囲が決まる言語では、字下げスタイルは意味には無関係だから、純粋に見た目の問題である。しかし一貫した論理的な見た目により、コードは読みやすくなる。次のコードを比較してみよう。 if (hours < 24 && minutes < 60 && seconds < 60){ return true;}else{ return false;} if (hours < 24 && minutes < 60 && seconds < 60) { return true;} else { return false;} if (hours < 24 && minutes < 60 && seconds < 60) {return true; } else {return false; } 上の2つの例の方が最後の例よりも読みやすいと感じる人が多い。字下げスタイルは複数の構造が入れ子になっている場合に特に重要となる。
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