女性配偶者の呼び方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 10:06 UTC 版)
男性による自らの女性配偶者(以下、妻と記す)の(主に三人称的)呼び方としては、「妻」「家内」「女房」「カミさん」「連れ合い」「ワイフ」などがある。近年では、夫婦のいずれかが旧姓を通称利用で用いている場合など、女性の通称名(男性側が通称名の場合は、女性の戸籍名)で呼ぶ場合もある。 奥さん、奥様 元々は、(二人称的呼称も含めて)他人の妻に対する尊敬語として使われてきた。その後、昭和以降には、自らの妻をさして「うちの奥さん」などと使用する用法が生まれ、日本全国へ広まっている。「従来妻への尊敬語がなかったためこれにあたる語として奥さんを使用するようになってきている」。 嫁 元々は「自分の子供の妻」、「男性の結婚相手(用法:大きくなったら○○さんのお嫁さんになる!)」、「他人の妻」を指す(主に三人称的)言葉。現代では、西日本を中心に自分の妻(主に三人称的呼称)を指す言葉として用いられる。という考えがある一方、「男性一般の配偶者」や「結婚したばかりの女」を指す用法(主に三人称的呼称)としても平安時代の更級日記以来使われており、広辞苑をはじめ、辞書的にも認められた用法である。
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