天明上信騒動と政治的な影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 06:22 UTC 版)
「天明大噴火」の記事における「天明上信騒動と政治的な影響」の解説
噴火災害により作物がほぼ全滅して深刻な食糧不足が起きたため、上野国・信濃国では百姓一揆や打ちこわしが発生した。これを天明上信騒動という。米価が高騰し、米屋の買占めなどがあり、中山道の馬子・人夫・駕籠かきらが米屋を襲撃した。 詳細は「天明の打ちこわし#浅間山大噴火と上信越の打ちこわし」を参照 1783年当時は、老中田沼意次が幕府の実権を握っていた田沼時代であったが、大噴火が一因となった大飢饉とそれに伴う百姓一揆などの結果として、田沼意次を失脚に追い込んだものと考えられている。
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