大須賀乙字とは? わかりやすく解説

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おおすが‐おつじ〔おほすが‐〕【大須賀乙字】

読み方:おおすがおつじ

[1881〜1920]俳人福島生まれ本名、績(いさお)。明治41年(1908)「アカネ誌上俳論発表し新傾向俳句運動の口火を切り、のち「俳壇復古論」を唱えた。著「乙字句集」「乙字俳論集」など。


大須賀乙字


大須賀乙字

大須賀乙字の俳句

凩に木の股童子泣く夜かな
寒中の毛衣磨れば火の走る
干足袋の日南に氷る寒さかな
漆山染まりて鮎の落ちにけり
火遊びの我れ一人ゐしは枯野かな
砂丘はなるる月のはやさよ月見草
雁鳴いて大粒な雨落しけり
 

大須賀乙字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/22 13:07 UTC 版)

大須賀 乙字(おおすが おつじ、1881年7月29日 - 1920年1月20日)は、日本俳人・俳論家。福島県相馬郡中村町(現在の相馬市)生まれ。本名・績(いさお)。


  1. ^ 『碧梧桐句集』 中塚唯人・日野百草 共編(海紅社、2015年)170頁。
  2. ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』付録「近代有名人の死因一覧」(吉川弘文館、2010年)6頁
  3. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)59頁
  4. ^ 飯田蛇笏「大須賀乙字の態度を嗤ふ」『ホトトギス』1919年12月号、28-38頁。


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