大野洒竹

デジタル大辞泉

おおの‐しゃちく〔おほの‐〕【大野洒竹】

読み方：おおのしゃちく

［1872〜1913］俳人・医師。熊本の生まれ。本名は豊太。明治27年（1894）佐々醒雪(さっさせいせつ)らと筑波会を起こす。古俳書の収集に努め、俳諧史に詳しかった。蔵書はのちに東大図書館に寄贈され「洒竹文庫」という。著「山崎宗鑑伝」「与謝蕪村」など。

美術人名辞典

大野洒竹

読み方：おおの　しゅちく

俳人・医者。熊本県生。名は豊太。東京帝大卒。佐佐醒雪らと筑波会を創立、尾崎紅葉らが秋声会を結成するとこれに加わり、正岡子規に対抗する一派を成した。俳書収集と俳句研究の功績が大きく、蔵書は洒竹文庫として東大図書館が所蔵している。医者としても高名。大正２年（1913）歿、42才。

ウィキペディア

大野洒竹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/25 02:04 UTC 版)

大野 洒竹（おおの しゃちく、明治5年11月19日（1872年12月19日） - 大正2年（1913年）10月12日）は、俳人、医師。