大寺専用鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/20 07:57 UTC 版)
大寺専用鉄道路線総延長 約5.47 km 軌間 762 mm 停車場・施設・接続路線(廃止当時)凡例 国鉄:磐越西線 0.0 大寺駅 ? 猪苗代第二発電所 -1918? 日橋川橋梁 日橋川 5.47 猪苗代第三発電所 猪苗代第三発電所建設時のもの 大寺専用鉄道(おおでらせんようてつどう)は、かつて福島県耶麻郡磐梯村(現・磐梯町)にあった猪苗代第二発電所および猪苗代第三発電所建設のための専用軌道である。 猪苗代第二発電所建設に伴い、資材輸送用に国鉄(現・東日本旅客鉄道(JR東日本))磐越西線大寺駅(現・磐梯町駅) - 猪苗代第二発電所間に敷設された。1918年(大正7年)の猪苗代第二発電所完成後に当専用軌道は一旦撤去された。 その後、猪苗代第三発電所建設に伴い、大寺駅 - 猪苗代第三発電所間に再度敷設された。当専用軌道の途中、猪苗代第二発電所付近で軌道がスイッチバックしており、日橋川には径間九十尺(約27.273m)2連の日橋川橋梁が架橋された。大寺駅の西側には当専用軌道の荷卸場が設置されていた。1926年(大正15年)の猪苗代第三発電所完成後に当専用軌道および日橋川橋梁は撤去された。
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