大坂銀座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 10:05 UTC 版)
慶長13年(1608年)(慶長11年との説も有り確定的でない)、大坂内両替町(現・大阪市中央区東高麗橋)に設立された銀座は、主に生野銀山および石見銀山からの灰吹銀および大坂銅吹屋における粗銅からの絞銀を集積して京都の銀座に送る役割を果たした。常是屋敷は設けられず貨幣鋳造は行われなかったが、集積される銀地金を灰吹法により鑑定する吹所が設けられた。銀遣いである商業の中心地にあって京都銀座の出見世(でみせ)としての機能を果たした。 銀座役所は表間口9間、奥行22間であり、元禄14年(1701年)から銀座加役として銅座が設けられ、銅座役所は表間口8間、奥行8間であった。
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