境界の確定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:20 UTC 版)
「栃木・群馬・埼玉の三県境」の記事における「境界の確定」の解説
2016年1月から、三県境に接する2市1町は各々の県や国土地理院から助言を受けながら協議・測量を行いはじめた。Y字路を構成するU字溝を壊し、泥を取り除いたところ、1980年の圃場整備終了時に群馬県が設置した県境確認用の杭が発見された。2月9日には2市1町が合同して、地権者立会いの下で、三県境を確認した。確定した三県境には新たにコンクリート製の杭が打たれた。 この調査は住民からの要望を受けて栃木市が発案した。かかった費用は約130万円であり、三県境に接する2市1町が分担した。同年3月までに県境確定作業を終了し、同月31日、加須市北川辺スポーツ遊学館において栃木市・板倉町・加須市の3首長が「行政区域境界確認書」への調印式を行い、その後約400メートル離れている三県境に移動、設置された真鍮製の記念プレートが披露された。栃木市長の鈴木俊美は「3市町の絆のシンボルとして、仲良く連携して事業に取り組みたい」と述べた。4月1日より発効。真鍮製の記念プレートはコンクリート製の杭の上に取り付けられ、「三県境界」の文字と加須市、栃木市、板倉町の各自治体名と、経緯度が刻まれている。
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