塩基性クロム酸亜鉛カリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/16 08:40 UTC 版)
「ジンククロメート」の記事における「塩基性クロム酸亜鉛カリウム」の解説
塩基性クロム酸亜鉛カリウム(えんきせいクロムさんあえんカリウム)、は K 2 CrO 4 ∙ ZnCrO 4 ∙ ZnO {\displaystyle {\ce {K2CrO4{\bullet }ZnCrO4{\bullet }ZnO}}} あるいは K 2 O ∙ 4 ZnO ∙ 4 CrO 3 ∙ 3 H 2 O {\displaystyle {\ce {K2O{\bullet }4ZnO{\bullet }4CrO3{\bullet }3H2O}}} の組成を持つ、淡黄色の粉末である。亜鉛黄1種、ZPC(Zinc Potassium Chromate)とも呼ばれる。CAS登録番号は [37224-57-0]。 クロム酸イオンによって金属面を不動態化し、鉄イオンを溶出できない状態にするものである。溶解度を大きくし即効性を狙ったものであるため、配合する塗膜形成成分は耐水性合成樹脂が用いられる。
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