堕落論とは? わかりやすく解説

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だらくろん【堕落論】

読み方:だらくろん

坂口安吾による評論昭和21年19464月雑誌新潮」に発表翌年刊行敗戦直後日本人に「生きよ堕ちよ」と語りかけ、精神再構築説いた


堕落論

作者坂口安吾

収載図書坂口安吾全集 04
出版社筑摩書房
刊行年月1998.5

収載図書坂口安吾
出版社筑摩書房
刊行年月2008.2
シリーズ名ちくま日本文学


堕落論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 23:47 UTC 版)

堕落論』(だらくろん)は坂口安吾随筆評論。坂口の代表的作品である。第二次世界大戦後の混乱する日本社会において、逆説的な表現でそれまでの倫理観を冷徹に解剖し、敗戦直後の人々に明日へ踏み出すための指標を示した書。敗戦となり、特攻隊の勇士も闇屋に堕ち、聖女も堕落するのは防げないが、それはただ人間に戻っただけで、戦争に負けたから堕ちるのではなく、人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ、と綴られている。旧来の倫理や道徳の否定といった次元ではなく、偉大でもあり卑小でもある人間の本然の姿を見つめる覚悟を示している作品である[1]




「堕落論」の続きの解説一覧

堕落論(だらくろん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:38 UTC 版)

文豪ストレイドッグス」の記事における「堕落論(だらくろん)」の解説

モノ残った記憶”を読み取る記憶抽出能力。床に触れ逃亡経路を辿れることや、太郎セリフから床や人間でも記憶読み取れる模様

※この「堕落論(だらくろん)」の解説は、「文豪ストレイドッグス」の解説の一部です。
「堕落論(だらくろん)」を含む「文豪ストレイドッグス」の記事については、「文豪ストレイドッグス」の概要を参照ください。

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