基礎定数タスクグループ
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「科学技術データ委員会」の記事における「基礎定数タスクグループ」の解説
CODATAは、配下の基礎定数タスクグループが良く知られており、タスクグループとCODATAそのものがよく混同される。基礎定数タスクグループは1969年に設立された。その目的は、国際的な科学・技術のコミュニティに、国際的に認められた基礎物理定数および関連した変換係数の組を定期的に提供することである。 CODATAによる最初の基礎物理定数表は1969年に発表された。当初は12-13年ごとに改訂されていたが、ウェブ時代では、それでは遅すぎるとして、1998年以降は4年ごとに改訂されている。 CODATA推奨値の変遷版発表年月日バージョン備考1969年版 1969年発表 1973年版 1973年発表 1986年版 1987年4月発表 バージョン 1.0 1998年版 2000年4月発表 バージョン 3.0 2002年版 2005年1月発表 バージョン 4.0 2006年版 2008年1月発表 バージョン 5.0 2010年版 2012年11月発表 バージョン 6.0 2014年版 2015年6月25日発表 バージョン 7.0 2018年版 2019年5月20日発表 バージョン 8.0 SI基本単位の再定義に関連 2022年版(予定) 2023年予定 バージョン x CODATAの基礎物理定数の推奨値は、アメリカ国立標準技術研究所のページで発表されている。 最新版 8.0 は、「2018CODATA」と呼称される。また、これに基づく物理定数は、「2018 CODATA recommended values」(日本語では、「2018年CODATA推奨値」)と呼称される。
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