城ヶ倉大橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:57 UTC 版)
国道394号は津軽地方と南部地方を最短で結ぶ幹線道路であるにも関わらず、旧道城ヶ倉 - 沖揚平間は城ヶ倉峡谷の急峻な地形を幅員狭く急勾配の九十九折りで越す難所であった。昭和49年度より当該部分を付け替え、長大な城ヶ倉大橋によって城ヶ倉峡谷をまたぐ設計となった。城ヶ倉大橋は城ヶ倉峡谷を眼下に見下ろすアーチ橋であり、観光スポットとしても機能するよう付帯設備が設計されている。 『青森県土木五十年史』によると次のような特徴を持つ: 上路式アーチ橋ではアーチ支間長が255メートルで日本一(当時) 周辺の地形・地質のため下部工位置が制限されたためライズ比が平均1/10.8と扁平 AA2アーチ拱台基礎にNATM工法による大口径深礎基礎を採用 架設工法にケーブルエレション斜吊工法を採用 環境および保守性に配慮し耐候性鋼を無塗装で使用
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