地球浄化作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 05:49 UTC 版)
地球クリーン作戦、ローラー作戦などとも呼ばれる。劇中における統一語は「地球クリーン作戦」。建前上、女王マリアの地球降臨前に地球を浄化する、とされているが、実態はタイヤ付き兵器によって編成されたモトラッド艦隊が地球上の建造物を踏み潰し、住人を虐殺するというものであった。タイヤ付き兵器の発案はバイク乗りのドゥカー・イク、モトラッド艦隊司令はクロノクル・アシャー、参謀はアルベオ・ピピニーデンであった。 リガ・ミリティアは進路変更させるためにMS一体を核爆発させる、ダムを破壊して水攻めを行うなど行ったが、戦艦やMSの破壊による核汚染の懸念からどうしても戦艦を撃沈することができず、またシャクティ・カリンやミューラ・ミゲル等のリガ・ミリティア関係者が人質に取られ、リガ・ミリティアや地球連邦軍の作戦は後手に回ることが多かった。 宇宙世紀0153年5月28日に連邦政府とザンスカール帝国の間に停戦協定が結ばれ、リガ・ミリティアとザンスカール両軍の争いは中断される事となった。これはザンスカール帝国にとっては時間稼ぎであり、連邦政府は自分達が動きたくないがための裏工作であると言われた。人質となったミューラが死亡するなど、リガ・ミリティアの払った犠牲は大きかった。作戦は中止されたがモトラッド艦隊は解散せず、最終決戦ではエンジェル・ハイロゥの護衛を行なっている。
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