土佐電気鉄道735形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 03:40 UTC 版)
「シュトゥットガルト路面電車GT4形電車」の記事における「土佐電気鉄道735形電車」の解説
1989年(平成元年)に開業85周年を迎えた土佐電気鉄道で、その記念事業として世界の路面電車を自社線で走らせることが計画された。その一環として輸入された車両の1つが、シュツゥットガルトで活躍していたGT4形である。 ループ線が存在せず軌間も異なる土佐電気鉄道の条件に合わせるため、714号・735号の2編成のうち運転台がある車体同士を組み合わせることで両運転台式へと改造されており、台車も土佐電気鉄道の1,067 mm軌間に適合するよう整備が行われた他、連結器も撤去された。車体の改造を要する乗降扉の増設は行われておらず、進行方向左側の扉は後ろ側の車両の2箇所のみとなる。 1990年(平成2年)8月8日に世界の路面電車第1弾として営業運転を開始し、2005年(平成17年)まで使用されていたが、それ以降は運用実績がなく車庫に保管されたままになっていた。
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