土佐勤王党同志姓名附
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 15:11 UTC 版)
『土佐勤王党同志姓名附』によれば、深尾鼎から深尾丹波までの5名は土佐藩家老格で、上士勤王派に属する。深尾丹波は、武市瑞山の上士昇格に積極的に加わり、のちに勤王党の獄で処断されそうになった際は、乾退助が身代わりとなって罪を受けた。通俗歴史小説などでは、「勤王党=郷士=長曾我部旧臣」と「佐幕派=上士=山内家直参」のように対立構造で描かれる場合があるが、これらは史実とは異なる(土佐勤王党結成に積極的に貢献した平井善之丞の妻は、板垣退助の父の姉にあたる人物で上士であるし、吉田東洋は長曾我部旧臣の上士である)『同志姓名附』には土佐藩上士も多く含まれている。 深尾鼎重先 柴田備後勝守 山内下総(酒井勝作) 五藤内蔵之助 深尾丹波成質 深尾包五郎 小南五郎右衛門良和 平井善之丞政実 山川佐一右衛門 柏原内蔵馬 雨森源五右衛門 岡村新作 乾退助正形(板垣退助) 林幸猪 板坂三右衛門 谷守部干城 武市半平太小楯(瑞山) 嶋村壽之助 本山只一郎茂任 樋口真吉
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