武市瑞山とは? わかりやすく解説

たけち‐ずいざん【武市瑞山】

読み方:たけちずいざん

[1829〜1865幕末尊攘派志士土佐の人。通称半平太。郷士の子で、土佐勤王党組織吉田東洋らの佐幕開国論に対抗東洋暗殺し一時藩論尊攘導いたが、藩主山内容堂入れられず、切腹命じられた。


武市瑞山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 06:08 UTC 版)

武市 瑞山(たけち ずいざん、文政12年9月27日1829年10月24日〉- 慶応元年閏5月11日1865年7月3日〉)は、幕末志士土佐藩郷士土佐勤王党の盟主。通称武市 半平太(たけち はんぺいた)で称されることも多い。


注釈

  1. ^ 題詞は「花依清香愛 人以仁義栄 幽囚何可耻 只有赤心明」。本作は、半平太の子孫が高知県立歴史民俗資料館に寄贈した(京都国立博物館編集 『特別展覧会 坂本龍馬生誕170年記念 龍馬の翔けた時代 ─その生涯と激動の幕末─』 京都新聞社、2005年7月、p.252。なお同図録には、半平太筆「椿美人図」(財団法人角屋保存会蔵)も掲載されている(p.227、281)。
  2. ^ 横田がこれらの研究の成果を平尾道雄海音寺潮五郎に報告したところ、平尾からは「正論。大いに吹聴すべし」、海音寺からは「武市半平太の暗きイメージ、払拭されたり」との評価を得たとされ、今日においては、半平太から以蔵に毒が送られることは無かったという見方が通説となってきている。
  3. ^ 半平太の絵は、『近世土佐の美術』(高知県立美術館編集・発行、2001年11月、p.117)や『極彩の闇 絵金』(高知県立美術館監修、2012年10月)などに掲載されている。また、瑞山記念館にも美人画や「童女遊戯図」が展示されている。

出典

  1. ^ 上士待遇
  2. ^ a b c 板垣退助の婿の伯父と、武市瑞山の叔母の娘が婚姻
  3. ^ 松岡司『武市半平太伝』p21
  4. ^ 入交好脩『武市半平太』p25
  5. ^ 『維新土佐勤王史』p36
  6. ^ 入交好脩『武市半平太』p26
  7. ^ 入交好脩『武市半平太』p26-27
  8. ^ 入交好脩『武市半平太』p27
  9. ^ 安政4年8月17日付武市半平太書簡。『坂本龍馬歴史大事典』p343
  10. ^ 入交好脩『武市半平太』p28-29
  11. ^ 松岡司『武市半平太伝』p27
  12. ^ 『維新土佐勤王史』p61-62
  13. ^ 飛鳥井雅道『坂本龍馬』p122-123
  14. ^ 『維新土佐勤王史』p63
  15. ^ 『維新土佐勤王史』p63-66
  16. ^ 半平太会『維新土佐勤王史』p64
  17. ^ 『維新土佐勤王史』p68-69
  18. ^ 入交好脩『武市半平太』p43
  19. ^ 『維新土佐勤王史』p74
  20. ^ 『幕末土佐の群像』p62
  21. ^ 『維新土佐勤王史』p70-72
  22. ^ 『幕末諸隊録』p60
  23. ^ 松浦玲『坂本龍馬』p17-18
  24. ^ 入交好脩『武市半平太』p49
  25. ^ 『維新土佐勤王史』p85
  26. ^ 『維新土佐勤王史』p91-92
  27. ^ 『維新土佐勤王史』p108
  28. ^ 『維新土佐勤王史』p113
  29. ^ 『維新土佐勤王史』p113-114
  30. ^ 入交好脩『武市半平太』p69
  31. ^ 飛鳥井雅道『坂本龍馬』p162
  32. ^ 入交好脩『武市半平太』p78-79
  33. ^ 『官武通紀』。入交好脩『武市半平太』p79
  34. ^ 入交好脩『武市半平太』p81
  35. ^ 松岡司『武市半平太伝』p76
  36. ^ 松岡司『武市半平太伝』p78
  37. ^ 入交好脩『武市半平太』p87-95
  38. ^ 松岡司『武市半平太伝』p90-102
  39. ^ 瑞山会『維新土佐勤王史』p178-182
  40. ^ 入交好脩『武市半平太』p101
  41. ^ 入交好脩『武市半平太』p104
  42. ^ 松岡司『武市半平太伝』p150-151
  43. ^ 瑞山会『維新土佐勤王史』p341-343
  44. ^ 『武市瑞山関係文書(1)』
  45. ^ 勇猛・悲壮 辞世の句150 戦国武将・維新志士・帝国軍人…日本男児が遺した最後の言葉!p.140 DIA Collection
  46. ^ 松岡司『武市半平太伝』p359
  47. ^ a b 『詔勅類纂祝辞演説一千題』内山正如編、東京博文館、明治25年(1892年)4月25日
  48. ^ 『千賀覚書』
  49. ^ 『板垣退助君傳記』
  50. ^ 松岡司『武市半平太伝』p361-364
  51. ^ 有限会社生活創造工房『瑞山記念館』(2011年)
  52. ^ 産経ニュース『結婚後も描く?武市半平太の美人画見つかる 高知で初公開』(2011年5月11日)
  53. ^ 松岡司『武市半平太伝』p335
  54. ^ 『勤王秘史佐佐木老侯昔日談』
  55. ^ 『月刊歴史百科』創刊号(1980年)


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