国際経済学上の位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 00:00 UTC 版)
「為替レート断絶パズル」の記事における「国際経済学上の位置づけ」の解説
モーリス・オブストフェルドとケネス・ロゴフは国際経済学における6つのパズルの1つとしてこの為替レート断絶パズルを挙げている。
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国際経済学上の位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 05:31 UTC 版)
「バッカス=スミスの逆説」の記事における「国際経済学上の位置づけ」の解説
モーリス・オブストフェルドとケネス・ロゴフは、バッカス=スミスの逆説はフェルドシュタイン=ホリオカの逆説、エクイティ・ホーム・バイアス・パズルとほぼ同義であると述べている。バッカス=スミスの逆説は、実質為替レートの変動があっても、それを利用した資本の国際取引をして消費を最大化する行動が観察されないことを意味している。フェルドシュタイン=ホリオカの逆説は、貯蓄による収益が高い国に資本が流れていないことを意味している。エクイティ・ホーム・バイアス・パズルは、外国企業の株を購入することで期待収益を上昇させられるにも関わらず、投資家が資金のほとんどを国内の株式の購入に充てていることを意味している。このように、3つのパラドックスは、資本の国際移動で利益をあげられる機会があるにも関わらず経済主体がそれを利用していないことを指摘しているという点で共通している。 バッカス=スミスの逆説は、購買力平価のパズルと似て非なるものである。購買力平価のパズルは、ショックのあとの国の価格水準の比から求められる実質為替レートと実際の実質為替レートの乖離が長期間観察されるというものである。
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