国鉄ED75形電気機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 03:03 UTC 版)
ED75形電気機関車(ED75がたでんききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1963年(昭和38年)に開発した、交流用電気機関車である。
注釈
- ^ 実際に1号機と2号機にてマグアンプをサイリスタに転装して試験が行われている。この仕様は、ED75形としては実現しないまま終わったが、それに基づき、ED76形500番台が生産され、さらにED79形への改造の際に生かされている。
- ^ 蒸気暖房方式の同系機としては、九州用に開発されたED76形0・1000番台がある。
- ^ ED75形は元空気ダメ管を持つため、最高速度95 km/h以下ならば20系客車の牽引自体は可能である。
- ^ 736が1974年に羽越本線内の崩落土砂による脱線事故で廃車されたため、全機が一度に揃ったことはない。
- ^ 電源車に空気圧縮機を搭載する改造が行われ、牽引機の制限が無くなった。詳細は国鉄20系客車#カヤ21形を参照。
- ^ JR化後もED71形の運用を引き継ぐ形で行われていた貨物列車の後部補機運用は1991年の運用見直しで廃止された。
- ^ 羽越本線酒田以北に専用することを想定し、黒磯駅構内で発生しうる直流き電区間冒進時の主回路機器保護対策を省略したためである。
- ^ 74,76,80,81,82,84,85,87,89が1988年に車籍復活。
出典
- ^ 「鉄道ファン7月号付録 JR旅客会社の車両配置表 東日本旅客鉄道 機関車」『鉄道ファン2021年7月号 創刊60周年期年号 特集:赤いパノラマ』第61巻7号(通巻723号)、交友社、2021年7月1日、4頁。
- ^ 津波をまともに受けたコンテナ列車|日本鉄道旅行地図帳 東日本大震災の記録 - 新潮社
- ^ JR貨物時刻表2012、p.259
- ^ JR貨物所属のED75が運用を終える 交友社「鉄道ファン」 railf.jp 鉄道ニュース 2012年3月20日
- ^ ED75 1015が郡山へ 交友社 「鉄道ファン」railf.jp 鉄道ニュース 2012年6月4日
- ^ “廃棄予定の機関車一転保存へ 小樽市博物館、PCB除去後に:北海道新聞デジタル”. 北海道新聞デジタル. 2023年8月30日閲覧。
- 1 国鉄ED75形電気機関車とは
- 2 国鉄ED75形電気機関車の概要
- 3 運用の変遷・現況
- 4 保存機
- 5 外部リンク
固有名詞の分類
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