国鉄ED78形電気機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/26 14:09 UTC 版)
ED78形電気機関車(ED78がたでんききかんしゃ)とは、日本国有鉄道(国鉄)の交流電気機関車である。
注釈
- ^ 福米形と呼ばれる1 - 12が該当。
- ^ 新製直後は冬期を中心にプロテクターを装備して運用していたが、視界を妨げることから次第に使用されなくなった。
- ^ 本形式の試験運転は磐越西線でも行われた。
- ^ 下り列車は関根まで、上り列車は庭坂までの区間で用いた。
- ^ 現実にはED93 1→ED77 901への量産化改造で対応。
- ^ 1973年に製造されたEF71 14・15と同一の変更点である。
- ^ KE72形に冬期の耐寒対策としてヒーターを装備したものである。
- ^ 一時期は漆山まで貨物列車を牽引する運用が存在したほか、臨時列車の牽引では新庄まで入線している。
- ^ EF71形が単機で牽引していた「津軽1・2号」や「おが」(編成重量430t)と比較しても、「あけぼの」は板谷峠での遅延が頻発していた。
- ^ 1980年10月以降の本形式は福島機関区に14両配置であったが、奥羽本線内の運用以外に仙山線での重連・仙台での夜間滞泊を伴う運用が含まれており、「あけぼの」運用も一部が仙山線運用への送り込み・返却を兼ねていたものの仙山線運用に充当する両数の都合予備車確保が難しくなっていた。
- ^ ダイヤ改正前は20系時代を踏襲しA寝台車2両を連結した24系24形12両編成(秋田運転所配置)による2往復であったが、ダイヤ改正後は「出羽」「ゆうづる」1往復と共通運用となるオロネ24を1両連結した秋田運転所配置の24系24形12両編成による2往復、青森運転所配置の24系25形12両編成による1往復の合計3往復となった。
- ^ 1986年11月のダイヤ改正で3往復とも10両編成に変更されたが以後も多客期にはB寝台車2両を増結しており、さらに1989年には「あけぼの」1往復に対してスハフ14を1両増結したことにより最大13両での運転が行われた。
- ^ 1988年に福島機関区から改称。
出典
- ^ 『レイル』1983年春の号 p90
- ^ 『レイル』1983年春の号 p90、p98
- ^ 『レイル』1983年春の号 p99
- ^ 『レイル』1983年春の号 p98
- ^ 『レイル』1983年春の号 p70、p97
- ^ 鉄道ピクトリアル1985年3月号、24P参照
- ^ a b 『レイル』1983年春の号、P98
- ^ 『鉄道ジャーナル 別冊 青い流れ星 ブルートレイン』、1978年8月、P42-43。
- ^ 『レイル』1983年春の号、P99
- ^ 実業之日本社『ブルーガイドL [鉄道シリーズ]2 カタログブルートレイン』、1981年7月、P.42-45
- ^ 『鉄道ファン』1982年7月号、P.38
- ^ 『鉄道ジャーナル』1982年7月号、P.11、P.15
- ^ 「列車編成表」『国鉄の車両 5』保育社、1984年10月、156-157頁。doi:10.11501/12065531 。
- ^ 『鉄道ジャーナル 別冊No.14 青い流れ星 ブルートレイン 第3集 “60・3”ダイヤ改正最新版』1985年7月、P.86、車両運用一覧(巻末資料)。
- ^ 『鉄道ファン』1987年10月号、P.26-28
- ^ 『鉄道ジャーナル』1989年10月号、P.44-45
- ^ 『鉄道ファン』1990年8月号、P.48
- ^ ネコ・パブリッシング『レイルマガジン』1988年11月号、P.126
- ^ 『鉄道ファン』1987年3月号、124P
- ^ 『鉄道ファン』1990年12月号、P.19-20
- ^ “修復を終えたED78 1が『さつきまつり』で展示される”. 鉄道ファン (2016年6月6日). 2020年7月15日閲覧。
- 1 国鉄ED78形電気機関車とは
- 2 国鉄ED78形電気機関車の概要
- 3 製造・形態区分
- 4 改造
- 5 脚注
固有名詞の分類
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