固定スライドガスガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 17:10 UTC 版)
「エアソフトガン」の記事における「固定スライドガスガン」の解説
引き金を引くと撃鉄が倒れてバルブノッカーを叩き、バルブノッカーに叩かれたバルブが一定時間開くことで発射を行うもので、機種によってはハンマーが直接バルブを叩く。「フィクスト(フィクスド)ガスガン」とも呼ばれる。最も古い構造のガスガン。 外観上の遊底(スライド)は固定されているか、作動機構に連動していない。実銃同様の動作を再現しない分だけ構造が単純でガスの消費量が少なく、機構の静粛性が高いため、サプレッサーを使用した際の消音効果が高い。最初の固定スライドガスガンでは、マガジンバルブを叩くタイプではMGCの「ベレッタM93R」、機関部内のバルブを叩くモデルではウエスタンアームズの「AR-7ハイパワーカスタム」がある。 東京マルイの「SOCOM Mk.23」、マルゼンの「ワルサーP99 フィクスト」など、サプレッサーの使用を前提にしたものも発売されている。 タナカワークスM700(ボルトアクション)やマルゼンM870(ポンプアクション)、ハートフォードM1866イエローボーイ(レバーアクション)のように、作動は人力で行い発射にのみガスを利用する手動装填式のガスガンもある。
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