四依とは? わかりやすく解説

し‐え【四依】

読み方:しえ

《(梵)catvāry apāśrayaṇāniの訳》

比丘(びく)がよりどころとすべき法四つ分けたもの。依法不依人・依義不依語・依智不依識・依了義経不依不了義経

修行の際によるべき4種行法糞掃衣(ふんぞうえ)を着、乞食(こつじき)をし、樹下座り腐爛(ふらん)用いること。

衆生(しゅじょう)がよりどころとする4種の人。小乗では、出世凡夫(ぼんぶ)、預流(よる)と一来(いちらい)の人、不還(ふげん)の人、阿羅漢の人。大乗では、地前を初依、初地より五地までを二依、六・七地を三依、八・九十地を四依とするほか、諸説がある。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「四依」の関連用語

四依のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



四依のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館

©2024 GRAS Group, Inc.RSS