器官なき身体
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器官なき身体(きかんなきしんたい、フランス語:corps sans organes)とはジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリがアントナン・アルトーの言葉をもとに自らの哲学的概念として展開した概念である。
- ^ Deleuze, Gilles. 1969. Logique du sens. Paris: Éditions de minuit.
- ^ Gilles Deleuze et Félix Guattari, L'Anti-Œdipe. Capitalisme et schizophrénie, Paris, Éditions de Minuit, coll. « Critique », 1972, 494 p. (ISBN 2-7073-0067-5)
- 1 器官なき身体とは
- 2 器官なき身体の概要
器官なき身体
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「アントナン・アルトー」の記事における「器官なき身体」の解説
1972年出版された「アンチ・オイディプス」のなかで、アルトーの「器官なき身体」という言葉が中心概念として採用された。アルトーの原文は以下の通り。 「人は病んでいる。できそこないだからだ。奴を一度裸にして奴をむしばむこの微生物をこそぎおとせ。そして神よ、役立たずの器官というものをなくしてほしい。そうすれば人は自由になれる。そしてダンスホールで踊りまくるように踊りをもう一度教えてほしい。そこが彼の場所だ。」("Pour en finir avec le jugement de dieu")
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