唯物史観とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 人文 > 概念 > > 唯物史観の意味・解説 

ゆいぶつ‐しかん〔‐シクワン〕【唯物史観】

読み方:ゆいぶつしかん

史的唯物論


ゆいぶつしかん 【唯物史観】


唯物史観

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 17:25 UTC 版)

唯物史観(ゆいぶつしかん)は、「唯物論的歴史観」のであり[要出典]史的唯物論(してきゆいぶつろん、: Historischer Materialismus)と同義である。


注釈

  1. ^ しかし、「唯物史観は弁証法的唯物論をそのまま適用したものではない」と述べるマルクス主義者もいる[要出典]
  2. ^ おおまかに言うと「経済的な関係」を指す[要出典]

出典

  1. ^ 松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』「「生身の個人にとっての自由」の潮流の中のマルクス」シノドス、2015年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月17日閲覧。
  2. ^ 松尾2015
  3. ^ 小林良彰『アジア的生産様式を巡る論争』同志社商学創立百周年記念号、1975
  4. ^ 小林良彰1975
  5. ^ 福本勝清「アジア的生産様式の発見 1946-1955」明治大学教養論集刊行会、2019
  6. ^ 小林良彰1975
  7. ^ 小林良彰1975
  8. ^ 福本勝清「導論 -アジア的生産様式」『明治大学教養論集:福本勝清名誉教授退職記念号』明治大学教養論集刊行会、2019
  9. ^ 福本「導論」2019
  10. ^ 福本「導論」2019
  11. ^ 司馬遼太郎『項羽と劉邦』下巻「あとがき」、新潮社[新潮文庫]1984。
  12. ^ 福本「導論」2019、P8-9の要約
  13. ^ 郭沫若『十批判書』、邦訳、野原四郎・佐藤武敏・上原淳道訳『中国古代の思想家たち』上・下巻、岩波書店刊行。上巻1953・下巻1957
  14. ^ 竹内実 「現代中國の歴史性 - 「儒法闘爭に學べ」 - 運動にみえる呂后、武則天讃美の論理とその挫折 -」京都大學人文科學研究所「東方學報」、1978
  15. ^ 何剛『郭沫若史学在“文革”中的跌宕遭际』光明日報「群覧博書」2016年04月01日より。著者は楽山師範学院四川郭沫若研究中心の研究者。2023年12月24日閲覧
  16. ^ 竹内論文1978及び竹内実 「現代中国における古典の再評価とその流れ」『中国の古典名著・総解説』自由国民社所収。
  17. ^ 産経新聞「毛沢東秘録」取材班(名雪雅夫他)『毛沢東秘録 下』第6部 若干の歴史問題に関する決議による。潮書房光人新社(産経NF文庫)、2021
  18. ^ 以上、学会動向は貝塚茂樹「中国古代社会研究(三)」、『中国古典文学大系 月報』1965,9 平凡社による。
  19. ^ 楊の代表作『戦国史』は版が変わるごとに説が180度変わることで有名であり、第二版と第三版では全く内容が異なる。このことを学界報告した小倉芳彦は宮崎市定が「第四版を待ちましょう」と一言だけ言ったことに強烈な印象を受けたという。『宮崎市定全集』月報より。宮崎の発言は「どうせ中国共産党の都合で平気で別のことを言い出すので、彼らの説は学問的になんの意味もない」の意味。宮崎は著書『水滸伝 虚構の中の史実』でこの時期の中国共産党の元労働者による粗雑な論文を痛烈に批判した。
  20. ^ 藤岡信勝『歴史の本音』扶桑社、1997、p16
  21. ^ 谷沢永一「生涯の師と終生の友―『日本資本主義論争』『随想録』」『雑書放蕩記』新潮社、1996年
  22. ^ なお、石母田の元の発展についての論説は前田直典の影響によるものである。前田説は後に岡田英弘により補強され、「モンゴル帝国から資本主義や世界史が始まった」と、モンゴル帝国による歴史の発展が大いに強調されるに至った。岡田英弘『世界史の誕生』ちくま文庫
  23. ^ 小国喜弘「国民的歴史学運動における「国民」化の位相 : 加藤文三「石間(いさま)をわるしぶき」を手がかりとして」東京都立大学人文学報、2002
  24. ^ 大石は国民的歴史学運動グループの影響を受けた「新しい歴史教科書をつくる会」グループにも加入し、『貧農史観を見直す』(講談社現代新書)などの概説書の執筆、歴史教科書の編纂など精力的に活動した
  25. ^ 藤岡1997
  26. ^ Murray Rothabrd (1995), An Austrian Perspective on the History of Economic Thought, Volume 2, Edward Elgar Publishing Ltd, Chapter 12, p.371-385. p.433.



唯物史観

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 13:50 UTC 版)

朝鮮の歴史観」の記事における「唯物史観」の解説

日本統治期朝鮮人歴史学者における、民族史学、社会経済史学、実証史学という3つの流れのうち、社会経済史学はマルクス主義史観(唯物史観)による歴史学で、白南雲中心として発達した白南雲は、日本の東京商大学(現一橋大学)に留学してマルクス主義影響を受け、朝鮮戻って唯物史観に基づいて朝鮮史研究し、『朝鮮社会経済史』(1933年)、『朝鮮封建社会経済史 上』(1937年)を著したその後白南雲朝鮮民主主義人民共和国移りマルクス主義歴史学朝鮮民主主義人民共和国引き継がれた。

※この「唯物史観」の解説は、「朝鮮の歴史観」の解説の一部です。
「唯物史観」を含む「朝鮮の歴史観」の記事については、「朝鮮の歴史観」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「唯物史観」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



唯物史観と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「唯物史観」の関連用語

唯物史観のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



唯物史観のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの唯物史観 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの朝鮮の歴史観 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS