和泉流とは? わかりやすく解説

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いずみ‐りゅう〔いづみリウ〕【和泉流】

読み方:いずみりゅう

狂言流派の一。慶長(1596〜1615)のころ、山脇和泉守元光その子元宣の代に成立尾張藩加賀藩保護を受け、宮中にも出仕した野村派・三宅派などがある。


和泉流

読み方:イズミリュウ(izumiryuu)

狂言流儀の一。


和泉流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 09:31 UTC 版)

和泉流(いずみ-りゅう)は狂言流儀の一。現在、能楽協会に二十名あまりが登録し、東京名古屋金沢などを基盤として活動する。


  1. ^ 和泉家では、十二世の宗家和泉元秀を十九世宗家とするなど、過去の宗家すべてに六つ足した数字を付けている。ここでは、当人が主張した数を記載した。


「和泉流」の続きの解説一覧

和泉流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:36 UTC 版)

狂言」の記事における「和泉流」の解説

詳細は「和泉流」を参照 和泉流は、江戸時代初頭京都素人出身職業狂言師である手猿楽師(てさるがくし)として禁裏御用務めつつ、尾張藩主徳川義直召し抱えられていた七世山脇和泉守元宜が、同輩三宅藤九郞家、野村又三郞家傘下収めて流した流派である。宗家山脇和泉家で、一応の家元制度取ってはいたが、三派合同流儀形成したという過去の経緯もあり、近世通じて家元の力は弱かった。特に三宅藤九郞家と野村又三郞家には和泉流における狂言台本である六義(りくぎ)を独自に持つことができる特権があり、そうした面からも一定の独自性保たれてきた。 現在和泉流は、名古屋本拠とする野村又三郞家いわゆる野村派)と狂言共同社いわゆる名古屋派)、そして東京本拠とする野村萬藏家野村万作家三宅右近家いわゆる三宅派)の3派に大別され台本それぞれ異なる。 過去に和泉流から人間国宝認定されたのは六世野村萬藏九世三宅藤九郞七世野村萬藏野村萬)、二世野村万作の4名。野村萬2008年には文化功労者選ばれている。

※この「和泉流」の解説は、「狂言」の解説の一部です。
「和泉流」を含む「狂言」の記事については、「狂言」の概要を参照ください。

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