名鉄3700系電車 (初代)とは? わかりやすく解説

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名鉄3700系電車 (初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 14:25 UTC 版)

名鉄3700系電車(めいてつ3700けいでんしゃ)は、名古屋鉄道(名鉄)が太平洋戦争終戦直後の混乱期に相当する1946年昭和21年)から翌1947年(昭和22年)にかけて、当時の運輸省より国鉄63系電車の割当を受け、導入した電車である。


注釈

  1. ^ 本系列の竣功時に名鉄が運輸省へ提出した竣功届における記号番号は「モハ3700形」および「クハ2700形」と表記されている[4][11]。なお、発注時に付与された省番号については国鉄72系電車の番号新旧対照#モハ63形私鉄割当車番号を参照。
  2. ^ 63系電車導入の見返りに供出された各形式は、いずれも架線電圧600 V仕様の直接制御車であり[13]、後述する西部線の架線電圧1,500 V昇圧に際しては用途廃止が見込まれていた車両で占められていた[13]。さらにそれらはいずれも明治大正年間に製造された高経年の木造車であったことから[13]、鉄道研究家の中川浩一は自らが執筆した『私鉄高速電車発達史』において「名鉄は廃物を恩を売りながら巧みに売り捌いた[13]」と批評している。
  3. ^ 竣功図表においては、モ3700形・ク2700形とも連結面側妻面の連結器については密着連結器として図示されている[4][11]

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