吉野川水系の河川施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 17:49 UTC 版)
吉野川水系の河川施設は、1966年(昭和41年)の「吉野川水系水資源開発基本計画」(フルプラン)に基づいて、国土交通省四国地方整備局と独立行政法人水資源機構吉野川局によって管理・運営されている。水資源施設のほとんどは水資源機構管理ダムであり、国土交通省直轄ダムは銅山川の柳瀬ダムのみである。これは他の水系ではない珍しい体系である。2000年(平成12年)の富郷ダム完成によって「吉野川総合開発事業」は全ての計画を完了した。 一方水力発電施設においては、吉野川本川上流部や祖谷川流域で発電用ダムが多く建設されているが、大規模水力発電所は本川揚水発電所 (61.5万 kW) 程度である。特殊なところでは銅山川源流部に建設された別子ダムで、住友グループの系列企業である住友共同電力株式会社が保有する民間企業所有ダムである。
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