よしだ‐がっこう〔‐ガクカウ〕【吉田学校】
吉田学校
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吉田学校(よしだがっこう)は、吉田茂が自らの政治基盤を支え、後進を育てるために集められた国会議員のグループを指す。吉田と同じ官僚出身が多数を占め、吉田学校出身者の多くは吉田の引退後も戦後日本を牽引した。のちに首相となった池田勇人や佐藤栄作らが代表例である。
- ^ 升味準之輔 1988, p. 184.
- ^ “保守本流 今世紀まだ首相出ず”. 日本経済新聞. (2018年5月2日)
- ^ a b “牛の歩み、岸内閣で通産相に 「池田首相を支えた男」前尾繁三郎(2)”. 日本経済新聞. (2011年11月20日)
- ^ “佐藤派の重鎮、まさかの落選 「いぶし銀の調整役」保利茂(5)”. 日本経済新聞. (2011年10月16日)
吉田学校
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「負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂〜」の記事における「吉田学校」の解説
佐藤栄作(さとう えいさく) 演:高橋和也 吉田内閣官房長官。 運輸次官だったが吉田に目をかけられ、第二次吉田内閣で官房長官に就任する。 池田勇人(いけだ はやと) 演:小市慢太郎 吉田内閣大蔵大臣。 広島県出身。元は大蔵省の官僚。主税局長時代、近衛文麿の要請で進駐軍のための特殊慰安施設協会の予算算出を指示される。大蔵次官の時に吉田にスカウトされ、政界へと進出する。 岡崎勝男(おかざき かつお) 演:天野義久 外務省元事務次官。 佐藤栄作、池田勇人らとともに吉田の目に留まり、衆議院議員として政界へと進出する。 田中角栄(たなか かくえい) 演:橋本一郎 民主自由党党員。 吉田内閣時の総選挙で衆議院議員に初当選。山崎首班工作事件では山崎を擁する広川らに真っ向から異議を唱え、吉田の真意を問う。 宮沢喜一(みやざわ きいち) 演:尾上寛之 大蔵大臣秘書官。
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