口遊

デジタル大辞泉

くちずさみ【口遊】

読み方：くちずさみ

平安時代の教科書・事典。1巻。源為憲(みなもとのためのり)著。天禄元年（970）成立。公家の子弟を対象に、初歩的な知識を暗唱に便利なようにまとめたもの。乾象（天文）・時節・官職・人倫など、19部門に分けてある。くゆう。

歴史民俗用語辞典

口遊

読み方：クチズサミ（ｋｕｃｈｉｚｕｓａｍｉ）

詩歌を思いつくままに吟じること、思いつくままに話をすること。

別名 口吟

国指定文化財等データベース

口遊

主名称：	口遊
指定番号：	2123
枝番：	00
指定年月日：	1964.01.28(昭和39.01.28)
国宝重文区分：	重要文化財
部門・種別：	書跡・典籍
ト書：	弘長三年二月五日書写奥書
員数：	1冊
時代区分：	鎌倉
年代：	1263
検索年代：
解説文：	鎌倉時代の作品。

重要文化財のほかの用語一覧

書跡・典籍：

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古典文学作品名辞典

口遊

読み方：クチズサミ（ｋｕｃｈｉｚｕｓａｍｉ）

分野 事典

年代 平安中期

作者 源為憲

ウィキペディア

口遊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/05 00:00 UTC 版)

『口遊』（くちずさみ）とは、平安時代中期に編纂された児童向けの学習教養書。全一巻。源為憲の作。ただし書名は「くちすさび」と読んだかともいう。