単管足場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:00 UTC 版)
直径48.6mmの単管と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて建てる足場のこと。パイプ同士はクランプ(金具)をかみ合わせ、ボルトを締めて接合する。小規模な工事、作業現場や狭いビル間での足場に用いられることが多い。 中国や東南アジア諸国などの建設現場では、かなりの高層建築物でも竹と合成樹脂系の結束バンドなどによる「竹棚」等と呼ばれる単管足場(en:Bamboo scaffolding)が組まれることが多い。これは風土的な多湿により鉄材のサビが敬遠されるという面もあるが、やはり[竹]の経費が標準的な6メートルのもので10ドル程度であるのに対し、同じ長さの鉄管が80ドルであるという金銭的問題がある。費用対効果でいうと軽量で折れにくく使いやすい竹材が使われるが、先進国化していくほど安全面への配慮から、強度で勝る鉄材へシフトしていく傾向がみられる。
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