単位行列

デジタル大辞泉

たんい‐ぎょうれつ〔タンヰギヤウレツ〕【単位行列】

読み方：たんいぎょうれつ

数学で、正方行列の対角成分が1で、それ以外が零である行列。同じ型の行列の積における単位元となる。すなわち単位行列をEとすると、行列Aについて、AE＝EA＝Aを満たす。

算数用語集・数学用語集

単位行列

正方行列のうち、右下がりの対角線上にある成分がすべて1で、残りの成分がすべて0であるものを単位行列という。

2次の単位行列

3次の単位行列

参考

• 行列
• 正方行列

ウィキペディア

単位行列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/06 04:36 UTC 版)

数学、特に線型代数学において、単位行列（たんいぎょうれつ、英: identity matrix）とは、単位的環上で定義される同じ型の正方行列同士の、積演算における単位元のことである。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

単位行列

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 00:31 UTC 版)

名詞

単位行列（たんいぎょうれつ）

1. 対角成分が全て 1 の対角行列。
   • ${/displaystyle {/begin{pmatrix}1&0//0&1/end{pmatrix}}}$, ${/displaystyle {/begin{pmatrix}1&0&0//0&1&0//0&0&1/end{pmatrix}}}$, ${/displaystyle {/begin{pmatrix}1&0&0&/cdots &0//0&1&0&/cdots &0//0&0&1&/cdots &0///vdots &/vdots &/vdots &/ddots &/vdots //0&0&0&/cdots &1/end{pmatrix}}}$など。

用法

• 単位行列を表す記号としては、ラテンアルファベット大文字の E や I が使われる。

翻訳

• 英語: identity matrix
• ドイツ語: Einheitsmatrix

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「単位行列」の例文・使い方・用例・文例

• 仮定により行列を乗じた際、行列が単位行列を産生する行列の決定