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せいし-ぼさつ 【勢至菩薩】
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勢至菩薩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/12 06:45 UTC 版)
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| 仏教 |
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| 基本教義 |
| 縁起 四諦 八正道 三法印 四法印 諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 一切皆苦 波羅蜜 |
| 人物 |
| 釈迦 十大弟子 龍樹 |
| 信仰対象 |
| 仏の一覧 |
| 分類 |
| 原始仏教 部派仏教 大乗仏教 密教 神仏習合 修験道 |
| 宗派 |
| 仏教の宗派 |
| 地域別仏教 |
| インド 中国 日本 朝鮮 スリランカ タイ 東南アジア チベット 台湾 |
| 聖典 |
| 経蔵 律蔵 論蔵 |
| 聖地 |
| 八大聖地 |
| ウィキポータル 仏教 |
勢至菩薩(せいしぼさつ)、梵名マハースターマプラープタ (महास्थामप्राप्त [mahaasthaamapraapta])は、仏教における菩薩の一尊。「大勢至菩薩」、「得大勢至菩薩」と表記されることもある。現在日本では午年の守り本尊、十三仏の一周忌本尊として知られている。三昧耶形は未敷蓮華(ハスの蕾)。種子(種字)はサク(saH)。
目次 |
概要
阿弥陀三尊の右脇侍で、仏の智門を司り、衆生の菩提心を起こさせる。智慧の光を持って一切を照らし衆生が地獄・餓鬼界へ落ちないように救う菩薩。大勢至といわれる所以は多くの威勢自在なるものを「大勢」、大悲自在を成し遂げる(果)に「至」るから採られていると思われる。
『観無量寿経』の中には「知恵を持って遍く一切を照らし、三途を離れしめて、無上の力を得せしむ故、大勢至と名ずく」とあり、火途・血途・刀途の三途、迷いと戦いの世界の苦しみから知恵を持って救い、その亡者を仏道に引き入れ、正しい行いをさせる菩薩とされる[1]。
四国八十八箇所霊場十三仏では第53番札所の須賀山圓明寺で朱印がもらえる。京都十三仏霊場では第9番札所の大内山仁和寺。
像容
日本では、勢至菩薩が単独で信仰の対象となることはきわめてまれで、多くは阿弥陀三尊の脇侍として造像された。観音菩薩が宝冠の前面に化仏を表すのと対照的に、勢至菩薩の場合は水瓶を付けることが多い。来迎形式の阿弥陀三尊では、観音菩薩が蓮台を捧げ持つのに対して、勢至菩薩は合掌する姿で表される。
中世では、長野の善光寺如来(善光寺式阿弥陀三尊)の摸刻像が盛んに造られるようになるが、この時は、観音と勢至の二菩薩は、胸前で両手を合せる姿で造形される。
図版は佐和隆研編『仏像図典』吉川弘文館や、『図解仏像のすべて』PHP研究所や副島弘道監修『仏像の見方がすぐわかる本』主婦と生活社などを参照。
真言
オン サンザンサク ソワカ
浄土宗における法然信仰
法然を勢至菩薩の化身とする説が中世からあった。法然は幼名を勢至丸といい、「智慧第一の法然坊」といわれ、生前から智慧の化身として考えられていた。法然没後、弟子の親鸞は「大勢至菩薩和讃」を詠み、末尾に「大勢至菩薩は源空上人(法然)の御本地である」と述べている。また親鸞の妻恵信尼が霊夢を見、「光ばかりの御仏」を見たところ、「あれは勢至菩薩で法然のことだ」という声が聞こえたという話が「恵信尼消息」に出ている。京都知恩院には勢至堂が建てられ、本尊として勢至菩薩像が安置されている。これは法然の本地であるという。この像は来迎阿弥陀三尊の脇侍としての勢至菩薩と同様、合掌形に表されている。
関連項目
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- ^ 高野山真言宗|厄除秘鍵大師 末代山 妙楽寺|見た目も心も本当に優しい 勢至菩薩
- ^ 文殊師利菩薩・観世音菩薩・得大勢至菩薩・無盡意菩薩・宝檀華菩薩・薬王菩薩・薬上菩薩・弥勒菩薩
- 1 勢至菩薩の概要
- 2 脚注
勢至菩薩と同じ種類の言葉
「勢至菩薩」の用例一覧
仏説観無量寿経 (Wikisource)
有異。復作一大蓮華、在佛右邊。想一觀世音菩薩像 坐左華座。亦放金光、如前無異。想一大勢至菩薩像 坐右華座。此想成時、佛菩薩像、皆放妙光。其光金色、照諸寶樹。一一樹下、復有三蓮華。諸蓮華上、各有一佛 二菩薩...
ja.wikisource.org/wiki/仏説観無量寿経
岡本かの子 或る秋の紫式部 (青空文庫)
とや観世音 菩薩 ( ぼさつ ) 、 忝 ( かたじ ) けなや勢至菩薩。筏の 舳 ( へさき ) に立って、早や招いていらるるぞ。やっしっし、やっしっし、それ筏は着くぞ。あの 妙 ( たえ ) なる...
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