動詞の接頭辞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 01:26 UTC 版)
動詞には、元の意味に具体的、または抽象的な意味合いを添える接頭辞が付くことがある。例えば、動詞 мина (mina) 「行く」に「離れて」という意味を持つ接頭辞 эл- (el-) が付くと、элмина (elmina)「離れて行く、去る」という意味になる。この語は、ハンガリー語における同じ意味の接頭辞 el- と menni 「行く」の組合せ、 elmenni 「離れて行く、去る」という表現に極めて似ている。 マンシ語の動詞接頭辞の例。ēl(a) - 「前へ、先へ、離れて」 jōm「行く」 ēl-jōm「離れて行く、先へ進む」 tinal「売る」 ēl-tinal「安く売り払う」 χot - 「あるものから離れて行く方向や、動作を強調するニュアンスの接頭辞」 min「行く」 χot-min「去る、止まる」 roχt「恐れる」 χot-roχt「何かに突然恐れを抱く」
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動詞の接頭辞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/15 04:22 UTC 版)
ハンガリー語の動詞は接頭辞を付けることができる。英語の動詞句(動詞+前置詞・副詞、take on, make upなど)に似ている。 基本的なものは次の通り。接頭辞は「完了相」の意味を担うことができる。 meg-(完了相を作る接頭辞。ただし、その他のものも完了相を作ることができる) fel- (上へ、"up") le- (下へ、"down"/"off") be- (中へ、"in") ki- (外へ、"out") el- (去って、"away") vissza- (後ろへ、"back") át- (上に/通過して、"over"/"through") oda- (あそこに、"there") ide- (ここに、"here") össze- (一緒に、"together") szét- (から離れて、"apart") rá- (てっぺんに、"on top")
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