副検事選考試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 09:10 UTC 版)
「副検事選考試験」は、検察庁法第18条の規定で行われ、検察官・公証人特別任用等審査会によって施行される。 試験内容は以下の通り 第1次選考(筆記試験) - 憲法、民法、刑法、刑事訴訟法、検察庁法の5科目(試験時間各科目1時間、いずれも論文式) 第2次選考(口述試験) - 憲法、民法、刑法、刑事訴訟法、検察庁法(筆記試験の合格者に対し,試験委員2名が試験官となって個人別に実施される) 副検事の選考の合格者決定は、筆記試験・口述試験の採点結果並びに各高等検察庁検事長が行う人物、素行及び実務処理能力等の調査結果をまとめた「調査書」等を総合し、検察官・公証人特別任用等審査会の議決によって行われる。同選考における筆記及び口述試験の内容も相当高度であって、最終合格率も約13パーセント(平成15年度)となっている。
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