別称とローカルルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 04:13 UTC 版)
遊びの名と役割名に異なる別称がある。 「駆逐戦艦」の場合、a役を戦艦の艦長1名とその他の戦艦に分け、艦長だけが他の艦艇を救出する役割を持つ場合がある。1回の終了は艦長が捕らえられた場合となる。また、c役を潜水艦とするものがある。 「水雷艦長」の場合、a)艦長(戦艦の?)、b)駆逐、c)水雷 「本官」(本艦?)の場合、a)本官(艦長)、b)士官、c)水兵 「じらこ」の場合、a)元帥、b)横、c)後ろ (滋賀県大津市瀬田付近での名称。名前の由来は不明。) 役の識別に服の袖を用いる方法があり、戦艦役は袖をまくらず、駆逐艦役は服の片袖をまくり、水雷艇役は両袖をまくる。 「信号」というトランプ遊びでのジョーカーに相当する三すくみから外れた役を設ける場合があり、駆逐と水雷に勝って艦長に負け、帽子は阿弥陀に被る。 同種の役同士が接触した時はじゃんけんで勝敗を決し、基地を設けている場合は一旦基地に戻らなければならないとするものもある。 組分けや役の割振りにじゃんけんを用いる場合、掛け声に「軍艦じゃんけん」といわれる「軍艦軍艦ちーんぼつ。沈没沈没はーれつ。破裂破裂ぐーんかん。」を用いることもある。 遊び開始の掛け声には「海戦/会戦、ドン!」を用いることもある。 ※ 当然であるが、子供の遊びには様々な組み合わせの変化があり、三すくみの基本以外は帽子の利用法や海軍艦艇を模すことも含めて多様である。
※この「別称とローカルルール」の解説は、「水雷艦長」の解説の一部です。
「別称とローカルルール」を含む「水雷艦長」の記事については、「水雷艦長」の概要を参照ください。
- 別称とローカルルールのページへのリンク