凝灰岩層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 07:02 UTC 版)
凝灰岩層は他の岩石の層に比べて軟弱で、また充分に固結していない凝灰岩層は地下水を含みやすく、地下水の通り道となって流動的になりやすい。そのため、しばしば地滑りの滑り面となる。 特に日本など凝灰岩層が多く見られる地域では、建物を建てる前にはボーリング調査などによりその土地の地盤の硬さや地滑りの危険などを充分に把握しておく必要がある。 凝灰岩は河川などの侵食に弱いため、さまざまな形に侵食され風光明媚な地形を作ることがある。吹割の滝(群馬県)や鳳来峡(愛知県)などが一例である。
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